書き出し — ZIP / CSV / JSON / PDF

スキャン済みのシーケンスを ZIP / CSV / JSON / PDF のいずれかの形式で外部に書き出します。

ZIP エクスポートダイアログ
ZIP エクスポートダイアログ

起動方法は ファイル → エクスポート サブメニュー、シーケンス行のコンテキストメニュー、タイトルバーの エクスポート ドロップダウンの 3 通りです。書き出し対象は、選択中のシーケンスがあればそれ、なければ現在のフィルタ結果となります。ただし プロジェクトを CSV にエクスポート… / プロジェクトを JSON にエクスポート… だけは例外で、選択やフィルタを無視してプロジェクト内の全シーケンスを対象にします。

NOTE

編集タイムライン(OpenTimelineIO)とチェックサムマニフェスト(MHL)も同じエクスポートサブメニューにありますが、用途が異なるため書き出し — OpenTimelineIOMHL とコピー検証 で個別に解説します。

ZIP

ZIP にエクスポート ダイアログで モード と出力先を選びます。アーカイブに含まれるのは検出済みのフレームファイルのみで、欠落フレームはスキップされます。進捗はタスクパネルに表示され、いつでもキャンセルできます。

NOTE

欠落フレームはアーカイブから除外されるため、ZIP 内のフレーム数が元の期待数より少なくなる場合があります。

モード説明
シーケンスごとに ZIPシーケンスごとに 1つの .zip を生成。出力先は 出力フォルダ(フォルダ指定)
単一アーカイブ全シーケンスを 1つの .zip にまとめる。出力先は 名前を付けて保存(ファイルパス指定)

CSV

CSV にエクスポート ダイアログは 1. Format → 2. Columns の 2 ステップ構成です。Columns ステップでは列を選びながら、右側のサンプル行プレビューで出力イメージをリアルタイムに確認できます。列の選択状態とヘッダースタイルは永続化されますが、列の出力順はフォーマットごとに固定で、手動の並べ替えはありません。

CSV エクスポート — Columns ステップとサンプル行プレビュー
CSV エクスポート — Columns ステップとサンプル行プレビュー
項目説明
フォーマット シーケンス一覧1 行 = 1 シーケンス。列は directory baseName extension padding firstFrame lastFrame frameRange expectedFrames foundFrames missingFrameCount missingFrames totalSize totalSizeHuman mtimeMs mtimeIso status scannedAt から選択
フォーマット ファイル一覧1 行 = 1 フレーム。列は sequenceDirectory baseName extension frameNumber frameNumberPadded fileName filePath size sizeHuman mtimeMs mtimeIso sequenceStatus から選択
ヘッダースタイル 技術キーフィールドキー(directory baseName など)をそのままヘッダ行に書き出す
ヘッダースタイル 読みやすいラベルフィールドごとの表示ラベル(ディレクトリ、ベース名 など)をヘッダ行に書き出す
Raw Keypath カラムOIIO ImageSpec / JSON サイドカーの任意の keypath を列として追加。ラベルを指定すると「読みやすいラベル」ヘッダで採用される

ファイル一覧 のサイズ / 更新時刻 系列や、画像本体を開く必要があるキーパス列は時間がかかります。実行中はタスクパネルからキャンセル可能です。

JSON

JSON にエクスポート ダイアログは 1. Shape → 2. Fields & options の 2 ステップ構成です。Fields ステップでは右ペインに整形済みの JSON プレビューが表示され、シェイプ・フィールド・オプションの変更がリアルタイムに反映されるため、結果を確認しながら設定を詰められます。

JSON エクスポート — Fields ステップと JSON プレビュー
JSON エクスポート — Fields ステップと JSON プレビュー
項目説明
シェイプ フラットシーケンスの配列。フレーム情報は含まない
シェイプ ネスト (フレーム付き)各シーケンスに frames 配列を埋め込む
シェイプ JSON Lines1 行 = 1 シーケンスの NDJSON。Pretty-print は無視される
Sequence Fieldsdirectory baseName extension padding firstFrame lastFrame missingFrames totalSize mtimeMs raw status scannedAt から選択
Frame Fieldsネスト 時のみ有効。frameNumber size mtimeMs から選択
Raw Sequence Keypaths任意の keypath を元の階層構造のまま各シーケンスに埋め込む
Raw Frame Keypathsネスト 時のみ有効。フレームごとに埋め込む(slow path)
Pretty-printインデント付きで整形(JSON Lines では無視)
相対パスパス値をプロジェクトルートからの相対パスに変換
$schema エンベロープを含める先頭に $schema / exportedAt / projectRoot の envelope を付加

PDF

PDF にエクスポート は、CSV / JSON のような機械可読データではなく、人が読む・配布するためのレポートを生成します。左側で設定し、右側の プレビュー に実際の PDF がリアルタイムで描画されるため、出力イメージを見ながら詰められます。

PDF エクスポート — シーケンス一覧レイアウト
PDF エクスポート — シーケンス一覧レイアウト

レイアウトは 2 種類です。

レイアウト内容
シーケンス一覧全シーケンスを 1 つの表にまとめた一覧
1シーケンス / ページシーケンスごとに 1 ページ。サムネイルとメタデータを掲載
PDF エクスポート — 1シーケンス / ページ レイアウト
PDF エクスポート — 1シーケンス / ページ レイアウト

このほか タイトルノート用紙サイズ(A4 / Letter)・向き(縦 / 横)・概要ページ(件数・サイズ・ステータスの要約)の有無を指定できます。表に出力される列は、テーブルの表示する列の設定(正規表現列・メタデータ列を含む)に従います。

TIP

プレビューは入力からわずかに遅れて再描画されます(特に「1シーケンス / ページ」はサムネイル収集に時間がかかります)。プレビューの完成を待たずに、そのままエクスポートを開始しても構いません。