シーケンス検出とスキャンの仕組み
SeqLens が連番画像をどのように見つけ、どのステータスとして表示するかを説明します。
SeqLens は、ファイル名が「名前 + フレーム番号 + 拡張子」の形になっている画像を連番として扱います。たとえば shot_0001.exr から shot_0100.exr までは 1 つのシーケンスにまとまります。検出のルール(2 フレーム以上が対象、桁数の扱い、フレーム範囲が 100 万以上のグループを除外するガード、対応拡張子の一覧)は 対応形式 にまとめています。

スキャン対象の拡張子は 設定 → スキャン で選べます。動画ファイルには対応していません。対応形式の追加を希望する場合は、サポートフォームからお知らせください。
無視パターン
スキャンから外したいファイルやフォルダは、gitignore 構文互換の書き方で指定できます。アプリ全体に適用するルールは 設定 → スキャン → 無視パターン で設定します。
例
# 一時ファイルとキャッシュは無視
_tmp/
**/cache/
# ただし重要な review フォルダだけは残す
!**/cache/review/
プロジェクトごとの除外ルールを使いたい場合は、プロジェクトフォルダに .seqlensignore ファイルを置きます。
スキャンの仕組み
プロジェクトを開くと、フォルダ内のスキャンが始まります。初回はフォルダをまとめて調べ、2 回目以降は前回から変わった場所を中心に更新します。
プロジェクトを開いている間は、ファイルの追加・更新・削除を検知して一覧を更新します。コピーや移動のように大量のファイルを扱う操作中は、誤検知を避けるためファイル監視が一時停止します。このとき再スキャンボタンが警告色になり、ポイントすると一時停止中である旨がツールチップで表示されます。操作が終わると自動で再開します。手動で再スキャンするには、Cmd/Ctrl+R、表示 → 再スキャン、または再スキャンボタンを使います。
NOTE
コピーや移動の実行中に再スキャンボタンが警告色になるのは異常ではありません。大量の I/O を「削除 + 追加」と誤検知しないための一時停止で、操作が完了すると自動的に解除されます。
ステータス一覧
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 正常 | 期待どおりにフレームが揃っている |
| 欠落 | 連番の途中に見つからないフレームがある |
| 更新中 | 最近書き込まれたフレームが含まれている |
| 異常 | 異常検出ルールに当てはまるフレームがある |
| エラー | ファイルを読み取れない |
更新中 は、最近追加または更新されたフレームを一時的に示すステータスです。しきい値は 設定 → スキャン → 「更新中」の閾値(秒) で 1〜3600 秒の範囲で変更できます。初期値は 5 秒です。レンダリング中にフレームが順番に出力される様子を確認するときに役立ちます。
複数の条件に当てはまる場合は、更新中、欠落、エラー、異常、正常 の順で表示されます。
SMB ボリュームに関するヒント(macOS)
macOS で SMB 共有を開くと、ヒントが表示されます。このヒントは 今後表示しない を選ぶまで、SMB 上のプロジェクトを開くたびに表示されます。macOS の標準設定では、SMB 上の変更が反映されるまで 5〜15 秒かかることがあります。ヒント内の設定を追加すると改善する場合があります。設定後は Finder のサイドバーから共有を取り出し、再接続してください。