正規表現キャプチャ列

名前付きグループの正規表現で、各シーケンスのパスから任意の値を取り出し、テーブルの列として並べられます。

表示する列の設定 — 正規表現の列セクション
表示する列の設定 — 正規表現の列セクション

ショット番号・パス名・バージョンなど、ファイル名やフォルダ構造に埋め込まれた情報を、正規表現で として抽出する機能です。命名規約が決まっているプロジェクトなら、追加メタデータを読み込まなくても一覧を一気に構造化できます。

設定を開く

表示する列の設定 ダイアログから設定します。開き方は次の 3 通りです。

  • テーブルヘッダー右端の 表示する列の設定 アイコンボタン
  • テーブルヘッダーを右クリック → 表示する列の設定
  • メニュー 表示 → 表示する列…、またはコマンドパレット

ダイアログ右上のバッジで、設定のスコープ(グローバル設定 / プロジェクト設定)を確認できます。正規表現の列はプロジェクト単位で保持されます。

パターンを書く

正規表現の列 セクションのパターン欄に、名前付きグループ(?<name>…))を含む正規表現を 1 つ入力します。名前付きグループごとに 1 列が作られ、列名はグループ名になります。

照合対象は、各シーケンスの プロジェクトルートからの相対パス + ベース名(フレーム番号と拡張子を除き、区切りは / に正規化)です。パターンは先頭固定(アンカー)されていないため、対象文字列のどこかに一致すれば値を取り出せます。

例えば Render_SceneA_Shot002_Beauty のような名前に対して次のパターンを与えると、scene / shot / pass の 3 列が得られます。

Render_(?<scene>[A-Za-z0-9]+)_Shot(?<shot>\d+)_(?<pass>[A-Za-z]+)

入力すると、抽出されるグループ名のバッジと マッチ {matched}/{total}(一致したシーケンス数 / 全体)がその場に表示され、続けて最大 3 件のサンプルプレビューで 対象文字列 → group=値 の形を確認できます。設定は即時に反映されるため、適用ボタンはありません。完了 または Esc で閉じます。

TIP

マッチ率が想定より低いときは、サンプルプレビューで実際の照合対象文字列を確認してください。パターンが不正な場合は入力欄が赤くなり、コンパイルできても名前付きグループが 1 つも無い場合はその旨が表示されます。

抽出した列の活用

抽出した scene / shot / pass 列が並んだテーブル
抽出した scene / shot / pass 列が並んだテーブル

生成された列は通常の列と同じように扱えます。ヘッダークリックでのソートグループ化の基準(グループ化 のドロップダウンに各グループが現れます)、選択の「列の値で選択」、そして CSV / JSON / PDF など各種書き出しに反映されます。