Metric Graph(フレーム単位の指標可視化)

シーケンス全体ではなく、内部のフレーム 1 枚ごとの数値メトリクスを折れ線で可視化するパネルです。

Metric Graph — フレームごとの値を折れ線で可視化
Metric Graph — フレームごとの値を折れ線で可視化

ファイルサイズの突発的なスパイク、レンダー時間の偏り、露光値や ISO といった任意の keypath の急変など、平均値では埋もれてしまう異常を素早く拾い上げることを目的としています。

開き方

テーブル内の数値セル横に並ぶ棒グラフアイコン(フレームごとの値をグラフ表示)をクリックするとポップオーバーでチャートが開きます。同じボタンを再度押す(グラフを閉じる)か、ポップオーバーの外側をクリックすると閉じます。

表示できるメトリクス

size(ファイルサイズ)、mtime(更新時刻)、および列として追加した keypath 由来の数値(露光・ISO・カラーチャンネル統計など)が対象です。

チャートの見方

X 軸はフレーム番号、Y 軸は値です。Y 軸ドメインは観測された min / max がチャート上下端に張り付かないよう自動でパディングされ、データが軸全体のおよそ 80% に収まる位置に配置されます。Anomaly Rules が有効なメトリクスでは、フラグされたフレームだけがアンバーのドットで強調され、判定待ち(pending)のフレームはドットなしのまま残ります。ツールチップにはフレーム番号と値、発火したルールの理由、判定待ちなら “Anomaly evaluation pending…” が並びます。ヘッダには現在表示している keypath のラベル、{loaded} / {total} 形式の取得進捗、そして Anomaly Rules が有効なときに限り発火フレーム数(英語では {count} anomaly / anomalies、日本語では 異常 {count} 件)が表示されます。

アクティブなグラフは常に 1つ

別の行・別のメトリクスでボタンを押すと、現在開いているグラフは自動的に閉じます。テーブル内のどこを切り替えても、同時に複数のチャートが画面を占有することはありません。

メタデータの読み込み

keypath 由来の値は OIIO ImageSpec の解析結果から取得します。重い解析結果はキャッシュ済みで初回のみ時間がかかりますが、グラフを開いている間は該当シーケンスがプリロードキューの先頭に押し上げられ、必要なフレームが優先的に埋まっていきます。グラフを閉じると優先度は元に戻ります。