ファイル操作(コピー / 移動 / ゴミ箱 / 削除 / 整理)
シーケンス行を右クリック、または 編集 メニュー(タイトルバーの 編集 ドロップダウン / macOS のアプリメニュー)から 選択をコピー… / 選択を移動… / 選択をゴミ箱へ / 選択を完全に削除… を実行できます。

対象は「選択中のシーケンス全体」と、Lens のフレームグリッドで選択した「特定のフレームのみ」の両方に対応しています。フレーム単位の操作は内部で実パスを列挙してから処理されるため、欠損フレームを含むシーケンスでも安全です。
コピー / 移動 ダイアログ

出力先フォルダは行頭のボタン(まだ未指定なら フォルダを選択…、指定済みなら選択中のパスを表示)を押して開く OS のフォルダピッカーで指定します。コピー方法 および 移動方法 は以下の 3 種類から選択します。
| モード | 動作 |
|---|---|
| 階層を保持 | プロジェクトルートからの相対パスを保ったまま出力先に再現します |
| シーケンスごとのフォルダ | シーケンスごとにサブフォルダを作って格納します |
| フラット | すべて 1つのフォルダに平置きします(ファイル名衝突時は競合解決へ) |
ソースと出力先が同一になる場合、および出力先未選択の状態では実行ボタンが無効化されます。進捗はタスクパネルに表示され、キャンセル でいつでも中断できます。移動 実行中はファイルウォッチャーが一時停止(Watcher 停止中)し、移動操作自体が「ファイル削除 / 追加」として誤検知されないようになっています。コピーは元ファイルに変更を加えないため、ウォッチャーは止まりません。
コピーダイアログには コピー後に検証 スイッチがあり、オンにするとチェックサム照合に加えて MHL マニフェストや PDF レポートの出力も選べます。詳細はMHL とコピー検証を参照してください。
競合の解決
出力先に同名ファイルがある場合は ファイルの競合 ダイアログ(移動時は ファイルの競合 (移動))が開きます。ソース(コピー元 / 移動元)とデスティネーション(保存先 (既存))の両方についてパス・サイズ・更新日時が並んで表示されるため、どちらが新しいかをひと目で判断できます。解決方法は次の 3つです。
- 上書き — デスティネーション側を上書きします
- 両方を保持 — ソース側に自動でサフィックスを付けて別名保存し、両方残します
- スキップ — このファイルだけスキップして次へ進みます
残りの競合すべてに適用 チェックボックスをオンにしてから解決ボタンを押すと、このタスクに残る衝突すべてに同じ判断がバッチ適用されます。
ゴミ箱へ移動と完全に削除
選択をゴミ箱へ は OS のゴミ箱に移動するだけなので、システム標準の UI からいつでも復元できます。ネットワークドライブなどゴミ箱が利用できない、あるいはトラッシュ操作に失敗した場所では、警告メッセージを添えた 完全に削除しますか? ダイアログがフォールバックとして開き、「このまま完全削除に切り替えるか、中止するか」を尋ねます。
選択を完全に削除… は確認ダイアログを挟んだうえで即座にファイルを削除します(復元不可)。シーケンス選択中に Delete / Backspace キーを押した場合もゴミ箱を経由せず、この確認ダイアログが直接開きます。
CAUTION
完全に削除 したファイルは OS のゴミ箱を経由しないため復元できません。重要な素材は ゴミ箱へ移動 を使うか、削除前に必ずバックアップを取ってください。
空フォルダを整理
編集 → 空フォルダを整理… を選ぶと、プロジェクト配下の空ディレクトリを再帰的にスキャンし、検出された一覧をプロジェクト相対パスで表示します。内容を確認したうえで、まとめて削除を実行できます。移動や削除を繰り返したあとに残った抜け殻フォルダを片付けるのに便利です。検出件数が 0 のときは削除ボタンが表示されません。
これらの操作はすべてタスクとして積まれ、ステータスバーやジョブウィンドウから進捗確認・キャンセルが可能です(詳細は「タスクパネルとジョブウィンドウ」参照)。