Lens — Inspect モード

Lens はメインウインドウ右側にスライドインするプレビュー&メタデータパネルです。

Lens の Inspect モード — プレビュー・フレームグリッド・メタデータ
Lens の Inspect モード — プレビュー・フレームグリッド・メタデータ

Inspect モードは単一のシーケンス、または単一の EXR レイヤーを 1つだけ選択しているときの表示で、行を選んで Space、メニューの 表示 → Lens で詳細表示、行を右クリックして Lens で詳細表示、もしくは行のダブルクリックで開きます。閉じるときは同じ行で SpaceEsc、ヘッダー右端の閉じるボタンのいずれでも構いません。

パネルの操作とロック

パネル幅は左端をドラッグしてリサイズでき、ハンドルにフォーカスが当たっているときは / (Shift 併用で大きく)、Home または左端ダブルクリックで初期幅(400px)にリセットされます。確定した幅は次回以降も保持されます。ヘッダー右側の鍵アイコン(Lock)を有効にすると、別の行を選択しても Lens の表示はそのまま固定されます。比較用に特定のシーケンスを見続けたいときに便利です。

ヘッダー左側には 3つのアクションアイコンが並びます。一番左の再生アイコン(Quick Play)は現在のシーケンス(レイヤーを選択して開いた場合はそのレイヤー)を一定間隔で連続再生し、リサイズ済みプレビューを順に表示します。生成中は対応するシーケンス/レイヤーキーにスピナーが出るため、初回再生だけ少し待ち時間があります。続く画像アイコンは先頭フレームを OS の関連付けアプリで開き、外部リンクアイコンは Finder / Explorer でシーケンスのディレクトリを開きます。

プレビュー

タイトル行は折りたためます。展開状態ではディレクトリ・拡張子・フレームレンジ・ファイル数・合計サイズ・最終更新時刻が並び、開閉状態は次回以降も保持されます(初期状態は展開)。シーケンス名そのものは選択・コピーは可能ですが、その場での編集はできません。

その下に選択中フレームの大きなプレビュー画像が並び、EXR は適切なカラースペースに変換されて表示されます。プレビュー画像はそのままネイティブドラッグで OS にドロップでき、右クリックメニューからは表示中フレーム単体に対する 開く / Reveal in Folder / 画像をコピー / フルパスをコピー / フレーム番号をコピー が実行できます。

プレビューの右クリックメニュー
プレビューの右クリックメニュー

プレビュー直下の < / > ボタンは表示フレームを 1 枚ずつ進めます(キーボードでは / )。

フレームグリッド

さらに下にはシーケンス全フレームのサムネイルが並ぶフレームグリッドがあります。クリックでプレビュー対象フレームを切り替え、Shift+Click で範囲選択、矢印キーでフレーム間移動、 / でグリッド 1 行ぶんジャンプ、PageUp / PageDown で前後のシーケンス(または EXR レイヤー)へ移動します。グリッド右肩にはシーケンスのステータスバッジ、欠損があれば直下に欠損レンジが赤字で表示されます。

フレームグリッドで選択したフレームに対しては、コンテキストメニューから フレームをコピー… / フレームを移動… / フレームをゴミ箱へ移動 / フレームを完全に削除… を実行できます。詳しい挙動は「ファイル操作」セクションを参照してください。

メタデータパネル

メタデータパネル — Image タブ
メタデータパネル — Image タブ

最下段のメタデータパネルでは、フレーム単位の OIIO メタデータをカテゴリタブに分けて表示します。タブは内容に応じて File / Image / Color / Provenance / Capture / Geometric / Cryptomatte、ファイルフォーマット固有の枠(OpenEXR など、フォーマット名がそのままラベルになります)、Octane / Arnold などレンダラ固有の枠、Render / DCC / Other、そして生の JSON を表示する Raw が動的に並び、該当データのないタブは現れません。タブ上ではマウスホイールの縦回転が横スクロールに変換されるので、長いタブ列も指を離さず辿れます。各タブには検索ボックスと、内容を JSON としてクリップボードに送る コピー ボタンが付き、最後に開いたタブは次回以降も再現されます(初期表示は Image タブ)。

レンダラ固有のメタデータタブ(Octane)
レンダラ固有のメタデータタブ(Octane)